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ハウスメーカーの特徴から希望予算を決めよう

ハウスメーカーにて疑問を持つ男性

注文住宅を建てる事は人生の一大イベントです。その人の人生で最も大きな買い物になる可能性は高いでしょう。理想とする住宅を建てたいという気持ちは誰しもが持っているものですが、普通の人は何回も経験しないことなので、それだけ難易度が高い買い物とも言えます。そういう時に頼りになる存在がハウスメーカーです。家を借りるときに不動産会社に間に入ってもらうのと同じ様に、ハウスメーカーは素人である脚の希望を吸い上げて土地の特徴や予算等の調整を行ってくれます。ただし、ここで注意しなければならないのは、ハウスメーカー毎に得意分野というものがあり、安めの住宅を得意としているところと高価格帯の住宅を得意としているところがあるということです。家の近くだからとか、知り合いに紹介してもらったからという理由で選ぶのではなく、大まかにでも予算の価格帯が合致するところを選ぶべきだと言えるでしょう。住宅を建てる際の土地の単位は坪単価で表されます。坪単価とは3.3平方メートルを1坪として表す単位で、およそ畳2枚で1坪です。ハウスメーカーの坪単価は30万~50万円ほどになり、大まかに建てたい家の大きさと見積もり予算としての建築費の希望金額を考えておいてから選ぶようにしましょう。CMでよく見掛けるからという理由だけで、坪単価が100万円近くするハウスメーカーを選ぶのは危険ですし、自分たちのニーズに合っているかもわかりません。たしかに坪単価が高ければその分快適で高性能な特徴のある住宅が作れる可能性はあるかもしれませんが、建築費の見積りが大変な額になることは必至で、実現可能性が低くなってしまいかねません。住宅の見積りは工務店に頼むことも可能です。工務店は基本的にハウスメーカーの7割程度の予算で住宅を建ててくれます。工務店はさらに地域差や店舗ごとのカラーがはっきり出るのが特徴でもあり、よく知っているところでない限り、信頼して任せられるかをしっかりと調べなければなりません。そうしたことを勘案すると、大きな買い物としてでそれなりの予算を出せるのなら、まずはハウスメーカーで検討するのが良いでしょう。その中でもグレードを下げなければならない場合は他の所を探し、妥協がさらに必要ならば工務店も選択肢に入れるのもひとつの方法です。ある意味携帯電話の買い方に似ており、キャリア公式のショップで買うと高く付きますが保証がしっかりされますが、街の多機能ショップでは携帯電話自体は問題なく買えても、購入後のサポートには不安が残る、そういった違いをイメージすると分かりやすいかもしれません。自分が購入するのですから、出せる金額はもともと分かっています。まず大まかに価格帯を調べてから、ハウスメーカーから選んで行くようにすることが重要です。